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緊張と癒し

2019.12.08

多田のりひさの住宅論―その17

私達の回りを見渡してみると、何となく緊張感を引き起こすものと、安らぎや癒しを感じるものとありますね。

前者には鉄骨やステンレスの様な金属、ガラス、コンクリート、直線、先のとがったもの、要するにそれにぶつかったら痛い思いや、冷たい感覚を連想させるものでしょうか。

後者には風にそよぐ樹木の葉、植物の色合い、曲線、小川や渓流のせせらぎ、木材の肌合いやうずまく木目、感触が柔らかい和紙。
淡い色合い等々、見ていて安心感と安らぎを感じるものでいわゆるf/1ゆらぎの領域です。

住宅はこの組み合わせでつくられております。
強度上コンクリートや金属が使用されますがこれはどちらかと言えば見えない部分や風雨に耐えるために一番外側や内部構造で頑張っている素材です。

これに対し住宅の室内生活空間は予算が許せば、癒しを感じる素材を多用するのが良いのではないでしょうか。
たまに、内装を事務所の延長の様なシヤープな纏めをする方もいらっしゃいますが、カッコいいかもしれませんが神経が休まらないとおもいますよ。

住いはカッコよさだけでなく、勤務先の緊張から解放されて、くつろげる、少々のだらしなさが許されるような空間が良いのではないでしょうか。

ライフスタイルで姿を変えていく、平屋住宅。

一軒家の“平屋”に住むという選択。
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